鉄鋼メーカー最大手「新日鉄住金」が「日本製鉄」に社名変更

2018年6月26日 13時29分

鉄鋼メーカー最大手の「新日鉄住金」は26日の株主総会で、来年4月から会社名を「日本製鉄」に変えることを正式に決めました。

新日鉄住金」は26日、株主総会を開き、698人の株主が出席しました。

総会では、日本発祥の鉄鋼メーカーということを海外でも明確にするため、会社名を来年4月1日から「日本製鉄」に変更する議案が提出されました。

会社によりますと、この議案は株主の賛成多数で承認され、社名の変更が正式に決定しました。

新日鉄住金は、「新日鉄」と「住友金属工業」が平成24年10月に経営統合してできた国内最大の鉄鋼メーカーで、今回の変更によって、「住友」の名残をとどめる「住金」の文字が社名から消えます。

総会に出席した株主は「これまでの社名は長すぎたので、住友が消えるのはしかたないと思う」とか、「本音を言えば新日鉄住金のままがよかったが、社名変更は時代の流れかなあと思う」などと話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180626/k10011496081000.html